[st-kaiwa2]今回は登録販売者の転職エージェントを教えてもらえるんですか?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]はい。今回は「CME登録販売者」「アポプラス登販ナビ」「マイナビ薬剤師」「登販Agent」の4社を紹介しますね。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa3]こんにちは!
今回の解説をしているBeken (beken77116525)といいます。
現在ドラッグストアで「店長」と「管理薬剤師」を兼任している現役薬剤師です。
現場経験も30年以上で登録販売者に関しては設立から見てきましたのでリアルな話ができると思います。[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa2]それでは早速お願いします。[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]焦る気持ちはわかりますが登録販売者の状況を知ることも大切ですよ。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]何か注意点があるんですか?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]登録販売者の資格は2009年にできたそ新しい資格です。当然まだ特化した転職エージェントの数も求人数も十分とは言えません。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1 r]しかも2015年の制度改正で実務経験が無くても受験できるようになりました。試験に合格しても仮免状態が発生します。実務経験の満たない登録販売者の就職・転職はハードルが高い状況です。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]なかなか難しい状況ですね?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]正直エージェントを利用しないのは無謀です。多少忙しくなることは覚悟して相性の悪そうなところ以外は登録しておくのが良いですね[/st-kaiwa1]
4社の紹介後に「登録販売者の転職エージェントとは」についても解説しておきます。
初めてエージェントを利用する方は念のため確認しておきましょう。
ランキング形式で紹介していきますがわかりやすく総求人数のランキングで紹介していきます。
[st-rank rankno=”1″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=”5″]CME登録販売者[/st-rank]

「CME登録販売者」の特徴
「CME登録販売者」の特徴を一言でいうと「利用者にやさしい」です。
・転職初心者に優しい
・「登録販売者」資格取得したばかりの人に優しい
・ベテラン勢に優しい
冒頭でも触れましたが「登録販売者」の転職エージェントを運営している会社のほとんどは他の医療関係の転職エージェントを既に運営しています。
つまり「登録販売者」の資格は2009年にスタートしましたが運営会社はそれ以前からあったところが多いのです。
そのなかで「CME登録販売者」を運営する「CMEコンサルティング」は2011年に立ち上げられた比較的新しい会社です。
「CME登録販売者」は利用者への「やさしさ」で他社との差別化を図っています。
参考までに「CMEコンサルティング」が運営している「CME薬剤師」の解説です。
「CME登録販売者」のメリット・デメリット
「CME登録販売者」のメリット
・キャリアアドバイザーの質が高い
・求人数が多い
・実務経験2年未満の求人が多い
・40歳以上の求人に強い
キャリアアドバイザーの質が高い
キャリアアドバイザーの質が高いのみでなく「求職者」の役に立つ「意識」に差があります。
求人数が多い
総求人数件とダ27,921件(2022年5月24時点)ダントツの求人数です。
実務経験2年未満の求人が多い
「登録販売者」の資格には実務経験がつきもので未経験者が自信で転職先を見つけることが難しい分野です。
「CME登録販売者」は求人数もさることながら対応力が違います。
40歳以上の求人に強い
未経験者同様、40歳以上の求人への対応が「CME登録販売者」の特徴でありこだわりです。
「CME登録販売者」のデメリット
・拠点数が少ない
・地方の求人に弱い
・企業の求人に弱い
拠点数が少ない
「CME登録販売者」の拠点は東京本社・名古屋支社・大阪支社・福岡支社は4つです。
面談に力を入れているエージェントとしては少なめですがコロナ渦に於いては電話による面談も多く大きなマイナスにはなりません。
地方の求人に弱い
求人が少ない地域もありますが「登録販売者」資格自体が比較的新しいことが原因している点が大きい。
企業の求人に弱い
企業求人に関しても資格自体の年数が浅いことが要因となるので今後に期待です。
[st-rank rankno=”2″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=”4″]アポプラス登販ナビ[/st-rank]
アポプラス登販ナビの特徴



アポプラス登販ナビを運営しているアポプラスステーション株式会社が運営しています。
調剤薬局大手のクオールホールディングス株式会社のグループ企業なのでエージェント初心者にも安心です。
アポプラス登販ナビのメリット
・登録販売者に特化した転職エージェンの先駆け
・登録販売者専門求人サイトに関する調査でNo.1
・求人数が多い
・【無料】各種個別相談会を実施
・全国9ヶ所の拠点あり
・Facebookでも情報発信
登録販売者に特化した転職エージェントの先駆け
登録販売者の資格は2009年に誕生した比較的新しい資格です。
アポプラス登販ナビは薬剤師など医療関係のエージェントノウハウを活かしどこよりも早く登録販売者のサポートサービスをいち早く設置。
登録販売者専門求人サイトに関する調査でNo.1
アポプラス登販ナビは(株)ドゥ・ハウスが実施した「経験年数3〜5年の登録販売者が選ぶ転職におすすめと思う登録販売者専門求人サイトNo.1」を獲得しました。
求人数が多い
他社にはない非公開求人を含め業界トップクラスの15,000件以上の求人を取り扱っています。
ただ単に求人数が多いだけでなくドラッグストア以外の求人を扱っています。
未経験者相談可の求人が多いのも魅力です。
【無料】各種個別相談会を実施
「はじめての相談会」「店長・エリアマネージャー向けキャリア形成相談会」「忙しい方のための出張個別相談会」「20代30代未経験者向け相談会」「実際の登録販売者に聞く!個別相談会」「自分らしくし働きたい!派遣社員転職相談会」の相談会を無料で実施しています。
全国に9ヶ所の拠点あり
全国に9ヶ所の拠点があります。
お住まい近くの登録オフィスで面談を行い業界に精通したコンサルタントが希望条件などを丁寧にヒヤリングします。
Facebookでも情報発信
アポプラス登販はFacebookでも情報発信しています。
アポプラス登販ナビのデメリット
・地方の求人が少ない
・求人数の割に紹介される求人が少ない
地方の求人が少ない
アポプラス登販ナビに限らす求人が拠点付近に集中しており離れるほど求人が少なくなる傾向にあります
求人数の割に紹介される求人が少ない
求人の希望にもよってきます。
例えば求人のほとんどをドラッグストアが占めているのでそれ以外の職種を選択してしまうと求人が極端に減ります。
[st-rank rankno=”3″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=”3″]マイナビ薬剤師[/st-rank]



「マイナビ薬剤師」の特徴
・顧客満足度NO.1
(薬剤の人材紹介サービス15ブランドにおける調査:調査依頼先楽天インサイト)
・公開求人約8,500件
「マイナビ薬剤師」のメリット
・知名度が高い
・キャリア面談がある
・日本全国をカバー
・拠点数が多い
・面接同行サービスがある
知名度が高い
多くの有名タレントを起用しており各メディアでも見聞きすることが多く安心感がある。
キャリア面談がある
各拠点から遠方の方を除き直接「会う」ことを大切にしており、各々のニーズに答えてくれる。
全国をカバーする15の拠点がある
①東京会場 ②さいたま会場 ③千葉会場 ④横浜会場 ⑤札幌会場 ⑥仙台会場 ⑦名古屋会場 ⑧石川会場 ⑨大阪会場 ⑩京都会場 ⑪神戸会場 ⑫岡山会場 ⑬広島会場 ⑭福岡会場 ⑮鹿児島会場
面接の同行サービスがある
転職経験が少なく不安な方は、面接の同行サービスが受けられるので安心です。
年収・休日の交渉をしてもらえる
自分手は交渉しにくい年収や休日の交渉が受けることができます。
自分では、交渉しにくいところなので希望はしっかりと伝えましょう。
「マイナビ薬剤師」のデメリット
・求人が正社員のみ
・コンサルタントの対応が面倒
・求人数が少なめ
求人が正社員のみ
マイナビ薬剤師の登録販売者申込みフォームには正社員の選択しかありません。
残念ながらパート希望の方にはおすすめできません。
一方で正社員希望なのに開いてみたらパート求人ばかりという事がない分安心ですね。
コンサルタントの対応が面倒
キャリア面談を重視している「転職エージェント」ですので対応が面倒なのは理解できます。
ただ引き換えに得られることも多いはず。
・自分の考えが明確になる
・自分でも気がついていない適正を発見してもらえることがある
・紹介求人のマッチング率が上がる
少し面倒なだけでこれだけのメリットがあるなら捨て難いですね?
求人数が少なめ
登録販売者の転職エージェント業務が開始されて間もないこともありますが薬剤師と比較すると求人数が少ないです。
登録販売者専用として運用前の過渡期ですので今後に期待ですね。
[st-rank rankno=”4″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=”2″]登販Agent[/st-rank]



「登販Agent」の特徴
・医療業界全般に精通
・信頼度が高い
・日本全国を網羅している
医療業界全般に精通
「登販Agent」は「エムスリーキャリア」が運営しています。
「エムスリーキャリア」は「薬キャリ」という「薬剤師」専門の「転職エージェント」も運営しています。
提携している「転職エージェント」も多く医療業界に精通しています。
信頼度が高い
「エムスリーキャリア」が運営する「薬キャリ」は登録者数No.1、利用者満足度95%の実績があります。
「薬キャリ」のノウハウに基づいて運営している「登販エージェント」の信頼度にもうなずけます。
日本全国を網羅している
「エムスリーキャリア」は「薬キャリ」の運営ですでに「薬局」や「ドラッグストア」とのパイプを持っています。
「登販Agent」は日本全国にある取引先を駆使して「登録販売者」の転職業務を行っています。
「登販Agent」のメリット
・求人数が多い
・スピーディーな対応
・求人の質が高い
求人数が多い
医療業界に精通しており独自の求人を保有しています。
「転職エージェント」間でのパイプが太いことも特徴で調剤薬局の求人が多めです。
スピーディーな対応
「登販Agent」の特徴は無駄が少ないことです。
登録から就職までの流れがスムーズでスピード感があります。
求人の質が高い
「登販Agent」を運営する「エムスリーキャリア」は「転職業界」ですでに実績のある企業です。
そもそも求人数が多いため紹介される求人も希望にそった高いものになります。
「登販Agent」のデメリット
・意思決定できない人に向かない
・面談が無い
・拠点数が少ない
意思決定できていない人に向かない
対応がスピーディーな分、意思決定ができていないと流される可能性があります。
面談が無い
face to faceの「面談」は基本的にありません。
じっくり話し合いながら「転職」を進めたいひとには向きません。
拠点数が少ない
規模の割には拠点数が少なめです。
勤務地の詳細な情報提供に安心感を感じるひとには向きません。
まとめ
今回は「CME登録販売者」「アポプラス登販ナビ」「マイナビ薬剤師」「登販Agent」の4社を紹介しました。
いずれも医療系のエージェントとして実績があるエージェントが運営しているので安心です。
だだし各社共通の問題はまだ過渡期にあるので1社に絞るのは危険な状況にあります。
なぜなら登録販売者の資格そのものが2009年にスタートした医療系の資格としては新しい資格だからです。
一番長い実績があるアポプラス登販ナビですら10年ほどで他の医療系エージェントと比較して求人数やコンサルタント数が不足しています。
就職・転職の際には忙しくなる覚悟をして数社に登録するのがおすすめです。
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